朝が嫌い
線路沿いのアパート
始発の電車が朝を教えてくれる
寝るのが惜しくて、いつのまにか、今日も昨日を延長してる
朝日に笑われるのはきっとわたしが悪い子だから
踊った夜が終わる時朝日はわたしの身体を踏みつけてこう言う「目を覚ませ!」
それはわかるよ、でも目を閉じてたいよ
世間は皮肉を孕んでるからまだ慣れないな
それはきっとみんなが正しくて、わたしがおかしいから
わたしは皮肉を笑う、でも心は虚しく喘いでる
そういう皮肉がよくわかる
わたしがわかるのは、わたしがわかる事はよくわからない事だってこと
世界は皮肉を孕んでるからまだ慣れないな
夕方まで眠り続けるわたしを'今日'は笑ってる
そういう皮肉がよくわかる
わたしがわかるのは、わたしがわかる事はわからない方が良い事だってこと